- コロナがまだ完全に終わっていない中でのベトナム旅行で必要なものが知りたい。
- ベトナムでコロナに罹った場合、どうなるの?
私は2021年にベトナムに移住して、現在はホーチミンにあるベトナム人の妻の実家に在住しています。
ベトナムでは「コロナ」という言葉をほぼ聞かなくなっており、ほぼコロナ前に戻ったと言っても問題ない状況です。
ただし、日本からベトナムに来られる方には話が別で、日本帰国時に陰性証明書を取得する必要があるため行動には注意が必要です。
この記事では、コロナ禍のベトナム旅行で必要なもの、もし日本帰国前にベトナムでコロナ陽性になったらどうなるのか、詳しく解説します。
【アフターコロナ】ベトナム旅行で必要なもの5選
ベトナムは完全に開国の方向に舵を切っていて、ベトナムに来るのに陰性証明書やワクチン接種証明書は義務付けられていません。
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逆に日本に帰国する時は、陰性証明書取得が必須です。
そのため、ベトナム旅行では楽しみつつも、ハメは外さないというバランス感が重要になります。
このアフターコロナの状況でベトナム旅行に来られる方が必要なものを解説していきます。
- 【大前提】最悪の場合の想定
- 海外旅行保険
- クレジットカード
- マスク(コロナの予防意識)
- 日本帰国時の陰性証明書
【大前提】最悪の場合の想定
まず大前提として、最悪の場合の想定をしておかなければなりません。
コロナにかかって死亡するリスクはもちろんのこと、他にも様々なことが考えられます。
- 病院の入院代の負担
- コロナが陰性になるまで滞在するホテル代や生活費の負担
- 日本帰国用の航空券の取り直し
- 会社を休まないといけないリスク
- ビザ期限(ノービザ15日)を過ぎるオーバーステイのリスク
入院代は海外旅行保険でカバーされますし、ほとんどはお金さえあれば解決できるので何とかなります。
一番厄介なのが「日本に帰国できないリスク」です。
万が一コロナにかかったら陰性になるまで日本に帰れないルールなので、最低でも1週間は追加でベトナムに滞在しないといけません。
旅行で行ってコロナにかかってしまったら社会的信用を落としかねないので、慎重な判断が必要です。
日本が陰性証明書を帰国要件にしている間は渡航しないのが一番安全
私はベトナムで結婚式を予定していて、日本からも友人を呼びたいです。
でも、友人にここまでのリスクを取ってもらうことはできないので呼びません。
帰国要件として陰性証明書の提示が必要な間は、ベトナム渡航はリスクと隣り合わせです。
ベトナム旅行で得られる楽しさとリスクを天秤にかけて、リスクの方が大きいと感じるのなら、渡航しない選択肢が正解です。
帰国できないリスクを防ぐためにどうすべきか?
例えば会社命令の出張などの場合は、どうしても行かなければなりません。
「会社命令だからリスクは会社が取るべき」という意見もあると思いますが、個人ができる予防策としては、渡航前に検査を受けることをおすすめします。
検査結果が陰性であれば、そのまま渡航して、ベトナムでコロナにかからないように気を付けるだけです。
仮に出発前から陽性だったら「ベトナムに行かない」とあきらめることができます。
これは旅行の方も同じで、迅速検査で良いので渡航前に陰性であることを確認しておくことをおすすめします。
海外旅行保険
ベトナムへの旅行者は、10,000ドル以上の海外旅行保険に入ることを義務付けられています。
海外旅行保険は10,000ドル以上の条件を満たしているのであれば、クレジットカードに付帯しているもので問題ありません。
楽天カードの海外旅行保険の英文証明書発行手続き
海外旅行保険の英文証明書の取得は簡単で、渡航2週間前までにカード会社に電話するだけです。
クレジットカード
万が一日本帰国時の検査でコロナ陽性になってしまうと、多額のお金がかかることになります。
しかしながら現金を持って行くのにも限界があるため、万が一に備えてクレジットカードの携行は必須です。
- 病院の入院代の支払い立替
- コロナが陰性になるまで滞在するホテル代や生活費の支払い
- 日本帰国用の航空券を取り直すときの支払い
- ビザ期限を過ぎるオーバーステイの罰金支払い用のお金準備
病院の入院代の支払い立替
海外旅行保険が現地でとりあえず立て替えて帰国後に請求するパターンの場合、病院代を立て替えるだけのお金が必要です。
コロナが陰性になるまで滞在するホテル代や生活費の支払い
ベトナムのホテル代は通常は安いですが、コロナ感染が分かって当日急に予約する場合は高いホテルしか予約できない可能性もあります。
陰性になるまで1週間の滞在であれば、ホテル代や食費などで数万円は見ておいた方が良いです。
日本帰国用の航空券を取り直すときの支払い
もし陽性になってしまった場合、当初予約していた航空券はキャンセルになります。
その後航空券を取り直すことになりますが、いつ陰性になるか分からず直近の予約になってしまうことを考えると、LCCでも安くて2万円~必要です。
ビザ期限を過ぎるオーバーステイの罰金支払い用のお金準備
ベトナムにノービザで入国した場合、滞在は15日間だけ許可されています。
ベトナムでは出国時に審査があります。
この時にオーバーステイしていることがばれると罰金が科されることがあるため、罰金支払い用の現金を携行しないといけません。
また、出国前のPCR検査で陽性となり査証免除措置期間を越えオーバーステイとなった場合、出国する際に空港の出入国管理局でコロナに感染していたことを説明することになりますが、この際に罰金を支払うケースも複数発生しています。
在ホーチミン日本国総領事館のメールから抜粋
現金は、日本のクレジットカードのキャッシング機能を使って、ベトナムのATMで手に入れることができます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
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マスク(コロナの予防意識)
日本帰国時の陰性証明書取得がある限り、ベトナムでコロナ感染しないように予防することが重要です。
ベトナムでは「コロナ」というワードをほぼ聞かなくなったくらいコロナが下火になっていて、実際にマスクを外している人も多くなっています。
だからこそ基本に立ち返って、マスクをきちんとつける、密になる場所に行かないなど、感染対策は徹底すべきです。
日本帰国時の陰性証明書
「遠足は家に帰るまでが遠足」とはよく言ったもので、ベトナム旅行の最後に最大のイベントとしてコロナの検査を受ける必要があります。
日本政府が求める要件としてはこんな感じ。
- 日本帰国便出発72時間前以降に検査受験
- 任意のフォーマットでOK
ホーチミンで陰性証明書を格安で取得するなら『Diag』
ホーチミンであれば『Diag』が安く、信頼性の高い検査機関です。
英語で陰性証明書を発行してくれて、日本帰国時にも使えます。
値段は公式で予約すると55万ドン(3,000円弱)です。
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日本帰国前のコロナ検査は早い段階で受けた方が良い
おすすめは、日本帰国便の72時間前になったら早めに検査を受けてしまうことです。
そうすることで、残りのベトナム滞在はコロナを気にせずに楽しむことができます。
また、仮に陽性になっても偽陽性の可能性もあるので、また時間を空けて再受験することもできます。
このようにいろんな意味で精神的な余裕を持てるので、早めの受験をおすすめします。
現在のベトナム旅行で最も必要なものは『コロナにかからないこと』
今ベトナム旅行で最も必要なものは「コロナにかからないこと」です。
ベトナム旅行自体は、普通に楽しむことができるフェーズまで戻っています。
日本帰国時の陰性証明書だけが問題で、検査で陽性にならないために、旅行中細心の注意を払わなければならないのが面倒です。
なるべくコロナを気にせず楽しむ時間を増やすため、日本帰国時の検査は72時間前になったらすぐにでも受けたいです。
念のためベトナムに来る前にも検査を受けて陰性であることを確認しておくと、なお安心です。
世界的に陰性証明書の提示がなくなって、気兼ねなく旅行を楽しめる日が来ることを祈っています。
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