- ベトナムの通貨は何て言う?
- ベトナムドンは日本円でいくらくらい?
- ベトナムに来たら、どこで両替すると良い?
ベトナムの通貨は『ベトナムドン』です。
この記事では、ベトナムの紙幣の種類や、ドンから日本円への簡単な換算方法、ベトナム国内のオススメの両替場所、ベトナムでクレジットカードが使えるのかどうかを紹介していきます。
ベトナムドンはとにかく桁数が多いので、慣れないうちは何かとだまされたりしやすいです。
この記事を読めば、ベトナムの通貨「ドン」について予習できるので、ベトナム旅行や移住した時にお金のトラブルに遭いにくくなりますよ!
ベトナムの通貨ドン(VND)の基本情報
ベトナムの通貨は『ベトナムドン(VND)』です。
ドン円相場は、2021年頃までは10,000VND=45円~50円の水準で推移していました。
しかし、2022年の急激な円安によって10,000VND=60円近くまでベトナムドンが高騰している状況です。(2022年7月時点)
ここではベトナムの通貨ドンについて、深堀りしていきます。
ベトナムの通貨ドン(VND)の種類
現在流通しているベトナムドンは紙幣のみです。
昔は200、500、1,000、2,000、5,000ドンのコインもありましたが、現在は鋳造中止となっており流通していません。
ベトナムドンの紙幣の種類は10種類ある
現在、日常生活で目にすることができるベトナムドンの紙幣の種類は10種類です。
5,000ドン以下は紙の紙幣で、10,000ドン以上はプラスチック紙幣となっています。
500ドンは一応流通しているものの、あまり目にする機会はありません。
- 500ドン
- 1,000ドン
- 2,000ドン
- 5,000ドン
- 1万ドン
- 2万ドン
- 5万ドン
- 10万ドン
- 20万ドン
- 50万ドン
ベトナムドンはとにかく桁数が多いので、例えば50,000と500,000を間違えないように注意が必要です。
ベトナム移住する方はマネークリップが軽くて便利
紙幣のみのベトナムでは、財布はマネークリップで十分です。
私の場合、現金とカードを数枚持ち歩くのみなのでマネークリップで満足しています。
長財布より荷物が軽くなって快適です。
ベトナムの通貨ドン(VND)は桁数が多いので略すことが多い
お店の値札では、わざわざベトナムドンの表記をしないことが多いです。
こちらの画像はベトナムで有名な韓国系のトッポギ食べ放題のお店ですが、129k(129,000)とだけ書かれていますね。
ベトナムにおいて「k」は1,000の略称なので、『k=0を3つ付け加える』と覚えておいてくださいね!
こちらはGO!というスーパーでの、日本のチョコレート「アポロ」の値札です。
右上に申し訳程度に「vnd」と書かれていますが、大きく書かれた数字が目立つようになっています。
蛇足ですが、日本ではアポロは100円もしなかったように思いますが、ベトナムだと倍近く(36,100VND=約180円)しますね。
ベトナム通貨ドンから日本円への簡単な換算方法
ベトナムドンから日本円への簡単な換算方法は2つあります。
「0を2つ消して2で割る」方法
1つ目は「0を2つ消して2で割る」方法です。
例えば、10,000VNDだったら、0を2つ消して100となり、100を2で割って50円になるといった具合です。
しかしながら、この方法はドン円が10,000VNDが50円だった時の方法で、円安が進行している現在は少し計算結果がずれます。
そのため、2で割った後に2割増しくらいにして、50円を60円に計算しなおすといったイメージです。
この方法は現在では少しめんどくさくなったので、円安進行時は次の方法がオススメです。
「0を3つ消して6倍する」方法
2つ目は「0を3つ消して6倍する」方法です。
例えば、10,000VNDだったら、0を3つ消して10となり、10を6倍して60円になるといった具合です。
こちらは0を3つ消した後の倍率を変えればいいので、円安進行時は計算が楽です。
また円高になって10,000VNDが50円の水準まで戻れば、0を3つ消した後に5倍すればいいだけです。
ぜひ試してみてくださいね!
ベトナムでクレジットカード決済はできる?外国通貨での決済は?
ベトナムでは、普通にクレジットカードを使うことができます。
スーパー、コンビニ、レストラン、ホテルなど、クレジットカードを使えるところはかなり多いです。
ベトナムでクレジットカードを使えない場所に注意!
逆にクレジットカードを使えない場所は、道端の屋台やローカル食堂などです。
ローカルフードを楽しみたいという方は、お支払いを楽にするため、1万~10万ドンまでの小額紙幣を持っておいた方が良いです。
例えば2万ドンのお会計で、50万ドン紙幣で支払おうとすると嫌な顔をされることが多いからです。
ベトナムでアメリカドル(USD)や日本円(JPY)は使える?
ベトナムの街中ではアメリカドルや日本円で支払うことができません。
必ずベトナムドンかクレジットカードで決済する必要があります。
かつてはアメリカドルも使えていたようですが、現在は国の政策で外貨の支払いは制限されています。
ベトナムでオススメの両替方法はある?
ベトナムでは両替商というのはまだまだ少なく、貴金属店で両替を承っていることが多いです。
両替したい場合はこのような両替方法がありますが、そこまで大金を両替しない場合は普通に空港で両替して問題ないです。
- 貴金属店
- 両替商
- 空港
- 銀行
- ホテル
街中でのオススメの両替方法
貴金属店はローカル色が強く、横入りされることも普通でストレスの原因になってしまうかもしれません。
なので、もし街中で良いレートで両替したい場合は、専門の両替商で両替することをオススメします。
ホーチミンであれば下記のお店がオススメです。
アクセスが良くて、レートも店員さんの態度も客入りも良いお店なので、安心して両替ができます。
どれくらいの金額を両替すればいい?
目安としては、ローカルフードを中心に食べる場合は1日1人あたり20万ドンあればお釣りがくるくらいです。
レストランに家族で行くとたくさん現金がいるのでは?
レストランでは基本的にクレジットカードが使えるので、高額の現金を持ち歩かなくても問題ありません。
≫ ベトナム移住でクレジットカードが必要な理由とオススメカードを紹介
田舎へ行く時は現金を持って行っておいた方が良い
田舎の方へ行く場合は、両替できず、カードも使えないという最悪なケースが考えられます。
旅行日数に合わせて、ベトナムドンを多めに両替しておくことを忘れないように注意してくださいね!
【ベトナムの通貨ドン(VND)について在住者が詳しく解説!】まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ベトナムの通貨ドン(VND)について詳しく紹介しました。
ベトナムではクレジットカードが使えるので、旅行者の方でレストランに行く場合は、現金についてあまり気にしなくても良いです。
現金のやり取りが増えそうな方は、ドンから日本円への簡単な換算方法を参考にしつつ、ベトナムを楽しんでくださいね!
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