- 内向的で生きづらいのはなぜ?
- 外向的な人がうらやましい!
- もっと人生を生きやすくしたい!
この記事を書いている私は小さい頃からずっと内向的な性格で、仕事を転々としてきました。
転職するたびに生きづらいなと思い、「自分は社会不適合者なのかな」と悩むこともありました。
皆さん薄々気付いているかもですが、社会の変えられない事実として、日本の社会は外向的な人を高く評価し、内向的な人はいなかったことにします。
学校は、日本社会で通用する人材を輩出するため、外向的な人になるように教育するのです。
そんな日本の社会で育つにつれ、内向的な人はこのように思います。
- 自分は外向的に振る舞えないからダメだ。
- 外向的にならなくてはいけない。
- 外向的に振る舞おうとするけど、やっぱりストレスだ。
でも、人の性格はそう簡単には変えられません。
だから内向型で生きづらい人は、自分が身を置く環境を変えていくしかありません。
この記事では、内向型の人が生きづらいと思う理由を紹介していきます。
この記事を読めば、内向的な人が今後どのように生きていけば生きやすくなるのか分かりますよ!
【悲しい現実】社会の内向型に対する評価が低いために、内向型の人は生きづらい
日本の社会は、内向的な人の評価を悪くつけがちです。
- 誘っても飲み会に来ない。
- ハキハキと大きい声で話さない。
- 付き合いが悪い。
日本の社会は残念ながら、飲み会にきちんと来る人、人前で堂々と話せる人、付き合いが良い人の評価が高くなる傾向にあります。
しかも、これは外向的な人にとって比較的簡単なことなので、外向的なほど評価が高くなり、社会に受け入れられやすいです。
外向的な人は昇進しやすいから、内向的な人はさらに潰される
外向的な人が高評価を受けているということは、外向的な人はどんどん昇進する確率が高いという事実があります。
外向的な上司には、内向的な人の考え方を分かってもらいづらいため、さらに評価はされにくくなってしまうでしょう。
このように、内向的な人はどう頑張っても組織の中で評価されにくいのが現実です。
生きづらいと感じる内向的な人の生存戦略
いくら社会が外向的な人を高く評価するからと言って、内向的な自分を変える必要はありません。
自分の性格を変えることは相当難しいことですし、外向型を無理やり演じることにもつながり、下手をするとストレスになります。
内向的な人が生きづらいと感じるなら、環境を変えてみる
性格は変えられないものと割り切って、周りの環境を変えましょう。
会社で無理に3年頑張らなくていい
内向的な人で、今の会社が無理なら頑張らなくていいです。
「とりあえず3年」頑張らないといけないという固定観念にとらわれて、苦手な仕事を辛い職場環境で無理して頑張っていませんか?
人に関わらない仕事はたくさんあるので、早めにそういった業界に転職しましょう。
>> 新卒で「入る会社を間違えた」と感じたらさっさと転職すべき理由3選
日本が無理だと思ったら、海外移住すればよい
内向的で、そもそも日本という国自体が無理になってませんか?
日本が生きづらいと感じるなら、思い切って海外移住を検討してみてもいいかもしれません。
なるべく最小限の人との関わりで生きていく術を探してみる
「社会に出たら、良い会社に入って昇進する。」
これは一見普通のことのように思えますが、外向的な人のための生き方です。
内向的な人はこの生き方に従う必要はありません。
今は、リモートワークなどで人との関わりは最小限にできる時代です
内向的な人は、人との関わりを最小限にした方が生きやすいです。
- 仕事はリモートワークで、最小限のコミュニケーションで済む仕事に変更する。
- 地域のイベントが最小限になるような環境(都会や海外)に住む。
- リアルのコミュニティに属さなくても、リモートで話せる友達を作る。
生きづらいと感じる内向的な人が生きやすくなる環境作りの方法
現在の日本では、自分に関わる人数を最小限にして生きることが可能になりました。
買い物も、外食も、オンラインで完結することで、人との関わりが最小限になります。
内向的な人こそ都会に住むべき
内向的な人にとって、人が多い都会は合わないのでは?と思うかもしれませんが、内向的な人こそ都会に住むべきです。
それは、単純に都会には便利なサービスがたくさんあるからです。それらのサービスを利用することで、人との関わりを最小限にすることができます。
Uber Eatsなどのデリバリーフードサービスが充実し、オンラインで購入した物もすぐに配達されて、何でも手に入ります。
実は田舎の方が人と密接に関わらなければならないので注意
逆に田舎の方が人と関わる機会が多いので、内向型の人にはおすすめできません。
- Uber Eatsがないので、わざわざ外出してご飯を食べに行かないといけない。
- オンラインで買い物をしても、長い間待たなければならない。
- 地域のコミュニティに属さなければいけないため、事あるごとにイベントの手伝いに駆り出される。
- ご近所付き合いをしなければならない。
「都会だと人が多いのでは?」と思うかもしれません。
内向型の人はそもそも外出しないので、都会で人が多いことに関してはあまり関係がないのです。
内向型の人こそ海外に出るべき
日本に住むことに疲れている内向型の人は、思い切って海外へ出てみるべきです。
カナダに5年、ベトナムに1年の累計6年ほど住んでいる内向型の僕の経験から分析した、内向型の人が海外に出るメリットは下記の通りです。
- (現地語をネイティブ並みに操ることができる人を除いて)現地の人が何を言っているかわからないのが心地良い。
- 上記のことから、他人の目を気にしなくなる。
- 日本人が圧倒的に少ないため、日本人のコミュニティ・慣習と距離を置くことができる。
内向型の人が生きづらいと感じるなら、まずやるべきは仕事を変えること
変えられない事実として、仕事は人生の時間の大半を占めます。
普通の会社員で8時間働く場合、平日の起きている時間の半分以上は仕事に費やすことになります。
内向型の人が自分の人生を変えたいのであれば、人生で一番時間を消費するであろう仕事を思い切って変えるべきです。
今の仕事で違和感を覚えているところはどこかを整理する
特に会社員・公務員など、組織で働く内向型の人は、このような点で違和感を覚えることが多いのではないでしょうか?
- 定期的に朝礼でスピーチの順番が回ってきて、胃が痛い。
- 飲み会に誘われるが、断りにくい。
- 顧客と社内の間で板挟みになる、また上司と他部署の間で板挟みになる。
- 人間関係がギスギスしている。
組織で働く場合、人と人が関わりあって物やサービスを作り上げていくため、人との接触は避けようがありません。
内向型の人は他人からの評価を気にしがちだったりするため、関わる人が多ければ多いほどその分消耗してしまいます。
違和感を整理できたら、次のステップに進みます。
この職場環境なら大丈夫そうだというラインを引く
転職するといっても、いきなり別の職種に転職するのは難しいことです。
なので、職場環境重視で転職先を探してみるのも手です。
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例えば、従業員数が多い大企業に勤めていた場合、ベンチャーで数人でやっている企業に転職してみると世界が変わるかもしれません。
絶対的なコミュニティサイズが小さくなるので、人間関係から受けるストレスは圧倒的に減ります。
考えられるデメリットとしては、その小さなコミュニティの中で合わない人がいた場合の対処が難しいことや、人数が少ないことによる労働時間が増える可能性があるということです。
上記の例のように、自分が望む職場環境の何もかもを兼ね備えている企業はなく、何かを求めれば何かを捨てなければなりません。
だからこそ、あらかじめ転職において「これは耐えられる、これは耐えられない」という線引きをしておくことは重要です。
おすすめはフルリモートのクリエイティブ職
自分は心機一転、新しい挑戦をしていきたいんだ!という強い気持ちをお持ちの方には、フルリモートのクリエイティブ職がおすすめです。
- Webライター
- コーダー
- Webデザイナー
これらの仕事をなぜおすすめするかというと、業務を進める上でほとんどコミュニケーションが発生しないからです。
自分の与えられたタスクに集中して向かい合うことができる、いわゆる黙々作業型の職種です。
そしてこの職種は人手不足なこともあり、社会人で未経験でも、ある程度自分で勉強してキャリアを積んでいくことが可能です。
僕はこれらの職種の方をまとめるWebディレクターという仕事をしていますが、実際の業務においても、上記3職種の方においてはコミュニケーションはほとんど発生しません。
コミュニケーションが発生するのは、
- Webディレクターからの指示を受ける時
- 完成報告する時
- 完成品に修正がある時
のみです。
Webディレクターは内向的な人には向いていない
ちなみに、Webディレクターは内向型の人には全くおすすめできません。
Webディレクターは、クライアントとの折衝、社内のデザイナー・コーダー・ライターとのやり取りなど、社内外全てのやり取りを担います。
とにかくコミュニケーションを取る機会が多く、調整役に徹する仕事です。
人と関わることが非常に多く、ストレスのたまる仕事です。
【内向型の人が生きづらい理由を解説】まとめ
いかがでしたでしょうか?
結論を繰り返すと、内向型の人が生きづらいのは、社会の内向型に対する評価が低いからです。
他人や社会を変えることはできないので、自分が自分に合う環境に飛び込むことで、少しでも生きやすくしましょう。
特に内向型の人にとっては、仕事を変えることが、一番簡単に生きやすくなれる第一歩です。
この記事を参考に、ぜひ生きやすい人生へ変えていってみてくださいね!
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