「証券外務員二種の試験に向けて、なるべく多く過去問を解きたい。どの参考書がオススメなのかな?」
「証券外務員二種を受験しないといけなくなったけど、どこから手を付けていいか分からない」という方は多いのではないでしょうか。
私も転職で証券会社に入社した時に、金融知識ゼロの状態から、証券外務員二種の受験をすることになりました。
苦労はしましたが、約3週間の勉強で証券外務員二種に合格しました。
他の方は、約40時間で合格したという報告もあります。
この記事では、どの参考書の過去問を解けばいいのか、ネットで公開されている無料の過去問の情報をお伝えしていきます。
過去問からの使い古しが多いと言われている証券外務員二種。
この記事を参考にして、どんどん過去問を解いて、最短合格しましょう!
- オススメの過去問が載っている参考書
- ネットで公開されている無料の過去問情報
【証券外務員二種】この過去問と無料模試を解けば合格できる!
証券外務員二種に最短合格するためには、いかに多くの過去問を解きまくるかが鍵となります。
では、どうすれば多くの過去問に触れることが可能なのか?
結論から言うと、参考書の後ろの方についている過去問を解くのがベストです。
良質な参考書の問題を解きまくれば、合格が近づきます。
参考書の後ろについている模試を解く。
オススメの参考書はこの2種類(3冊)。
うかる! 証券外務員二種 最速問題集 最新年度版
うかる! 証券外務員二種 最速問題集には、模擬試験が2回分含まれています。
私が勤めていた証券会社では、このうかる!シリーズが公式参考書でした。
そして、私自身がこの模擬試験を解きまくって合格したので、購入してまず間違いない1冊です。
あてる TACスーパー予想 証券外務員二種 最新年度版
もっと過去問に触れたい方には、試験をあてる TACスーパー予想 証券外務員二種がオススメ。
最大の特徴は、模擬試験が4回分含まれていることです。
とにかく実戦の問題を多めに解きたい方は、この問題集を使うべきです。
証券外務員二種に合格するための過去問の解き方
もっと詳しく解説します。
証券外務員二種に受かるための模試(過去問)の解き方としては、まずは教科書を読まずにとりあえず解いて、まずは8割以上の正答率を目指します。
最初は絶対「なんのこっちゃ」ですが、とにかく解きます。
これを繰り返していると、そのうちに「この答えはこれ」みたいな感じでパターンを覚えていきます。
ひたすら「解く→採点→間違えたところの解説を読む→解く→採点…」の繰り返しです。
そうすることで、「この問いが来たらこれ」という方程式が徐々に頭に刻まれてくるのを感じることができます。
ネット上の模試を解く。
参考書の模試で、安定して8割以上取れるようになってきた。
参考書はほぼ完璧!テストの日まで何しよう?
と思われる方は、ネット上の模試を解くことをオススメします。
これは無料かつパソコン上で解いていく本番の形式に近い形になるので、強くオススメします。
実際にやってきた勉強方法を時系列で紹介!
①証券外務員二種試験の内容の把握(1日目)
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
まずはテストの内容を知ることで、効率よく点数を取る方法を見つけましょう。
時間 | 120分 | |
点数 | 300点満点のうち70%以上(210点以上)で合格 | |
形式 | 〇×形式 | 計100点(2点×50問) |
5択選択式 | 計200点(10点×20問) |
試験時間
制限時間120分ですが、絶対120分もかかりません。安心してください。
早ければ30分、遅くとも60分強で終わります。
合格ライン
点数は300点満点の7割の210点で合格です。
私の経験上、本番では模試の時より点数が下がりました。
本番の時に限ってマイナーな問題が出たりするのと、緊張の影響があるからです。
なので、テストまでに少なくとも8割、安全に行くなら9割は安定して取れるようにしてから試験に臨むことをオススメします。
ちなみに私は模擬試験で確実に9割取れる状態で受験して、本番257点(8割5分強)でした。
テスト形式
上記の表から、点数の比重が高い5択選択問題を中心に勉強すべきということがわかります。
計算問題は公式を覚えて解き方さえ覚えてしまえば、確実に得点できるラッキー問題。
とにかく計算問題を完璧にすることが最短合格への鍵になります。
②計算問題を完璧にする。(2週間)
計算問題を完璧にしていきます。
やり方は簡単。
これだけです。しかし、これだけで2週間はかかります。
こればかりは近道はないので、合格のために気合でやり切ってください!
計算問題のコツはこちらから。
③5択問題を解いていく(1週間)
問題集にある計算問題を全て公式を見ずに解けるようになったら、いよいよ文章問題です。
暗記モノなので裏技・テクニックは一切なし。
気合で問題集の問題を何回も解いていくしかないです。
私は空き時間にひたすら問題を解きまくって、問題の傾向を掴んでいきました。
④○×問題を解いていく(余った時間)
5択の文章問題も片付けたら、後はひたすら○×問題を解くのみです。
ただし、○×問題は範囲が広すぎるため、先に模試を解いて実戦で試してみるのも全然アリ。
試験の日まで、時間が許す限り問題集にある○×問題を潰していきます。
⑤模試(過去問ベース)を少なくとも2回は解く
先に説明している通り、参考書の後ろについている模試(過去問ベース)を解きます。
最後の追い込みで、この問題が来たら解答はこれ!というパターンをなるべく多く頭に叩き込みましょう。
⑥試験当日
ここまで抜かりなく準備したと思うので、前日はよく寝て、しっかり体調を整えて臨んでください!
【注意事項】身分証明書がないと受験できない!
受験時の必要書類として、身分証明書が必要になります。
せっかくここまで準備をしておいて、受験できないのでは元も子もないので身分証明書を持っていくのを忘れないようにしましょう。
当日の流れ
会場に着いたら、
という流れになります。
【本番のテクニック】「後で見直すボタン」を活用する
本番の試験は、パソコンで行います。
解答方法としては、正答と思う選択肢をクリックしていくだけなので、操作で迷う事はないと思います。
もし解いていて、これ不安だなぁと思う問題があれば、「後で見直す」というボタンがあります。
これを押しておくと後でどの問題が不安だったのか一目で分かるので使った方がいいです。
試験を解き終わったら試験室から退出後ロッカーから荷物を取って、受付にロッカーの鍵を返して終了です。
お疲れ様でした!
きちんと対策すれば絶対合格できる!
繰り返しになりますが、証券外務員2種は過去問を解き、きちんと対策すれば絶対に合格できるものです。
本記事で説明した通り勉強すれば、確実に合格ラインに達するはずです。
コツは数多くの過去問に触れて、この問題が出たらこれ!という反射神経を養うことです。
ぜひ本記事で紹介した過去問付きの参考書を参考にして、一人でも多くの人が合格することを祈っております。
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